CPU クレジットが枯渇した T3 系インスタンスが課金状態でバーストしているかを確認する方法
困っていた内容
T3 系インスタンスでは CPU クレジットが 0 となった後も CPU クレジットの前借りや課金によりバーストが可能だと思いますが、課金が発生した状態でインスタンスがバーストしているかを確認する方法はありますか?
結論
CloudWatch メトリクス CPUSurplusCreditsCharged が発生しているかをご確認ください。
バーストパフォーマンスインスタンスの CPU クレジットをモニタリングする
CPUSurplusCreditsCharged – 24 時間で獲得できる CPU クレジットの最大数を越えた、追加料金が発生する分の余剰 CPU クレジットの数。
なお、24 時間以内にインスタンスが獲得できる CPU クレジットの前借りでバーストしている場合、CloudWatch メトリクス CPUSurplusCreditBalance が発生します。
CPUSurplusCreditBalance – CPUCreditBalance 値がゼロになったときに CPU 使用率を保持するために使用される余剰 CPU クレジットの数。
CPUSurplusCreditBalance が発生した後もインスタンスがバーストし続けて、24 時間以内に獲得可能な CPU クレジットを超過した場合に CloudWatch メトリクス CPUSurplusCreditsCharged が発生します。
CPUSurplusCreditsCharged が発生している状態は、24 時間以内の CPU クレジットの前借りではカバーできないクレジットを課金によりカバーしている状態です。
まとめ
継続して CPUSurplusCreditsCharged が発生している場合は、インスタンスサイズの見直しやインスタンスタイプを M 系へ変更することもご検討いただければと思います。
Amazon EC2 インスタンスタイプ
ちょっと待ってください!あなたが使うべきは本当にT系インスタンスですか!?